巻きコア自動製造機械


巻きコア

巻きコア(巻き鉄心)は、所定の幅にスリットされた特定の鋼帯を芯金に巻き、歪み取り焼鈍を行った鉄心です。歪み取り焼鈍後、そのまま使用する場合と接着して使用する場合、更に切断して使用する場合があります。

カットコアは、切断して切断面の研磨加工をしたものが完成品となります。

 

 

巻きコアの特長

素材は各種磁性材料を用いて作られます。角形鉄心と比較して磁気特性が優れています。従来の打抜型鉄心及び切コア(短冊コア)と比較して小型化、軽量化できます。丸型に巻いたリングコアは、切断やカット加工がないため素材特性を最大限に生かせます。

主に小型トランス、リアクトル、交流器、ノイズフィルター、柱上変圧器等に用いられます。




【参考資料】角型コアの製造工程 


巻きコア製造機 高速精密全自動

独自のマジックハンド材料供給で材料を軸まで移動して軸に巻き付け。設定長さまで供給後、移動切断型で切断します。巻き付け完了後溶接してコア完成。コア製品は自動搬出。加工後の手間が少ない全自動生産機です。

材料のバリ取り及びレベラー装置付属。巻きコアに最適な高速デコイラーを装備。





仕様書



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巻きコア製造機械仕様
トロイダルコア製造機械仕様.pdf
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